ヤシの 『虫まる』 です。

文化宮殿に住んでいます。 いろ〜んなこと、ご紹介させていただきま〜す♪

その@ 【ルーマニアのイースターエッグ】

ルーマニアには可愛らしい伝統的なお土産がたくさんあります。その中でもお気に入りなのが、このイースターエッグ!本物の卵の殻に彩色してあることもあり、日本に持ち帰ることを考えると、残念ながらお土産になりにくいのです。この中にはすでに割れてしまったものもありますが、私が購入したうちのいくつかをご紹介させて頂きます。

(@)左側の卵は、ここモルドバ地方のものです。エッグは、ロウと染料を何度か塗り重ね、最後に溶かすのが基本ですが、そのまま残してあります。この盛り上がったロウがなんとも素敵なのですが、手抜きと言えない事もありません。天然素材の染料を使っているので、このような茶色っぽい色に仕上がるのだそうです。金のラッカー卵(右側2個)は、お土産用の邪道卵?です。ロウが残っているというほどの盛り上がりもないし、塗りっぱなしです。しかし1発描きはお見事!ルーマニアでは、まだまだロウを塗るために、機械ではなく紙を丸めているところがほとんど。このように均等な線を引くのは素人にはできない職人技なのでしょう。

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(A)上の3つはクリスマスデザインの卵ですね。こちらも最近の卵でメタリック仕上げです。ルーマニアでのメタリック塗料の普及率を考えると、必然的にこの卵の需要と値段は高くなります。下の卵は意外に思われるかもしれませんが、伝統的なパターンです。私の世代から見ると、このドットで構成されたモチーフは印刷のようでチープな感じがしますが、コレすごいんですよ〜!手書きでドットを埋めていくのですから、その技術もさることながら、時間が掛かって仕方が無いです。物産展でチェックしてますが、私が見たところ毎年20個以下ですね。それもほとんど日本人が買っていきます。1個当たり300円強ですが、地元の人には高くて買えません。もし見つけたら即買です!

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(B)左2つは青磁風?仕上げの、ロウを残すタイプです。モチーフは良くあるパターンですが、青磁調なのは初めて見ました。おそらく2004年以降、流行りそうな予感大です。2色ですっきりとまとまってサワヤカですね。ルーマニアって新しいことをはじめるのが苦手なんですよ。ですから、こうして新しい卵を生み出した職人さんには拍手を送りたい気分です!パチパチ。そして他の卵職人さん達はこぞって真似をすることでしょう。これで良いのです。右の卵もメタリックベースですね。うさぎのモチーフは珍しいのです。「うさぎは子沢山」という発想はイギリスなど、東方からだんだん流れてきているようです。

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(C)探してたんですよ、この配色!10月のヤシ祭りで安くゲットできました。1つ買って、翌日買いに行ったときに値段が違っていたのには腹が立ちましたが、まあいいでしょう。しかもデキが良い!ロウの輝きも素晴らしいです。チョコレートのように、ロウを溶かす温度で輝きが変わるのでしょうか?密度の高い真ん中のものがお気に入りです。ちなみに作家さんは、学生さんのような若い少女お二人でした。

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(D)左側はいかにもなモルドバのイースターエッグです。シンプルでつやつやしていたので買いました。右側はやはり出ました、2005年になって先ほどの青磁調のパクリ、ですが水色です。1つ買いましたが、かごの中には何十個もこうした単色調の卵が入っていて高級感がありました。青色の卵だけ別にして、お皿にのせて飾るのも良いですよ。

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(E)こちらの卵をご紹介いたします。これはルーマニアでも5本の指に入る有名な作家さんの作品です。日本のテレビでも放映されたのでご存知の方もいらっしゃるかも。本業はグラ・フモールルイにあるカルチャースクールの裁縫の先生で、同僚のパートナーです。どうでしょう?迷いの無い完璧な卵です。

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★ 卵屋さん
一般的なエッグ屋さんです。このしっかりとロウを剥がしてある赤と黄のが、ルーマニアの伝統的なエッグです。ロウを残しているのが(@)のモルドバ地方タイプです。外国人には恐ろしい値段を吹っ掛けてきたりもします。おばちゃんも商売よりデジカメの値段が気になって仕方がない様子…。1個40,000レイ(約140円)。普通ですが、この種では最安値でもあります。これ以下になると、木のエッグに色が塗ってあるだけとか、簡単なものになります。そして、ダチョウエッグ。デカイです。中身は抜いてありますので見た目より軽いですが、普通のエッグよりは硬くて丈夫です。こうして写真で見るときれいなのですが、実際に手にとって見ると全体的に色が濁っていたので買いませんでした。こうして行列の出来ているエッグ屋さんに並ぶのです。